本文へスキップ
PDFBetter

機能

ベータ

機密文書のためのプライベートAI

要点

PDFBetterで機密文書にAIを使うには、設定 → データとプライバシーで、AI処理モードをプライベートAIに切り替えます。プライベートモードでは1回のリクエストのために文書を読み、そのあとは何も残しません。テキスト索引、埋め込み(embedding)、チャットはいずれも保存されません。導入先の運営者が独自のモデルエンドポイントを設定していればモデル呼び出しはそこへ、設定がなければ保存をオフにした外部のAIプロバイダーへ送られ、どちらなのかは設定画面に表示されます。ブラウザ内で動くツールはさらにプライバシーが高く、ファイルが端末の外に出ません。

  1. Browser tools

    Where it runs: Your device. The file isn't uploaded.

    What's kept: Nothing on our servers

  2. Private AI

    Where it runs: Our servers for one request, then the operator's own model endpoint if configured — otherwise the hosted provider with storage off.

    What's kept: Nothing after the answer: no text index, embeddings or chat

  3. Standard AI

    Where it runs: Our servers, then the hosted AI provider with storage off.

    What's kept: Extracted text, search index and chat history, kept in our database

Private mode changes what is kept, not your stored files. It isn't a compliance certification.

3段階のプライバシーをはっきり説明します

ブラウザツール(結合、分割、回転、ページ抽出、画像のPDF化など)は端末上で動きます。ファイルはアップロードされないので、サーバーに保存も削除もするものがありません。

プライベートAIモードでは、1回のリクエストの間だけ当社サーバーで文書を処理します。ページのテキストと検索用データはメモリ上にだけ置かれ、回答を送った時点で破棄されます。チャットの回答も保存しません。

標準AIモードでも文書のテキストは保存オフの外部AIプロバイダーに送られますが、文書ごとの抽出テキストと検索索引を当社データベースに保存します。そのため同じ文書への質問が速く安くなり、チャット履歴も残るので会話の続きができます。

モデル呼び出しの送信先

モデル呼び出しの送信先

PDFBetterには、OpenAI互換のプライベートなモデルエンドポイントを設定できます。たとえば運営者自身の環境でセルフホストしたvLLMやOllamaのサーバーです。プライベートモードでは、要約、チャット、翻訳などのテキスト機能が外部プロバイダーではなくそこへ送られます。

プライベートエンドポイントがない場合も保存しないルールはそのままですが、モデル呼び出しは保存をオフにした外部プロバイダーのAPIに送られます。設定画面にはプライベートエンドポイントの有無だけが表示され、アドレスは表示されません。

  1. データとプライバシーを開く

    アカウントの設定 → データとプライバシーで、AI処理の項目を探します。

  2. プライベートAIを選ぶ

    切り替えると、自分が所有するすべての文書の保存済みAI索引がすぐに削除されます。文書そのものはそのままです。

  3. エンドポイントの表示を確認

    プライベートモードの呼び出しが運営者のエンドポイントに送られるか、保存オフの外部プロバイダーに送られるかが表示されます。

  4. いつもどおりAIを使う

    要約、チャット、検索の使い方は同じです。ただしリクエストのたびに文書を読み直し、終わったら何も保存しません。

AI処理の設定。書類ごとの抽出テキストと検索インデックスを保持する標準AIと、リクエストごとに破棄するプライベートAIの2択、プライベートモデルのエンドポイントが設定済みかを示す注記
  1. 標準はテキストのインデックスを保持し、繰り返しの質問が速い
  2. プライベートは1回のリクエストのためだけに読み、何も保持しない
  3. プライベートモデルのエンドポイントが設定済みかを表示

Settings → Data & privacy → AI processing, on a deployment without a private endpoint.

プライベートモードで変わること

プライベートモードで変わること

意味による検索は、プライベートエンドポイントがあればその埋め込みモデルを使います。なければキーワード検索になり、完全一致の語は見つかりますが言い換えは見つかりません。

ページ画像を送る機能(フォーム欄の検出、スキャン向けのAI文字認識)は、プライベートエンドポイントが画像に対応している場合だけ使えます。外部の画像サービスを使うスキャンの鮮明化は、プライベートモードでは常にオフです。

Granite Doclingなどの小型の文書解析モデルや、レイアウトを理解するパーサーが、品質を保ったままプライベートに動かせるかを検証中です。評価中の候補であり、現在使える機能ではありません。

プラン

プラン別の内容

プライベートAIのプラン別上限
 無料ProBusiness
AIクレジット(月あたり)205002,000

AI操作は操作ごとに決まった数のクレジットを使います。一覧は料金ページにあります。全プランを比較

できないこと

  • プライベートモードは法令遵守の認証ではありません。PDFBetterは、このモードについて個人情報保護法、GDPR、HIPAA、SOC 2などへの準拠や認証をうたっていません。
  • 運営者がプライベートエンドポイントを設定していない場合、文書のテキストは外部のAIプロバイダーに送られます(保存はオフ)。変わるのは保存の有無だけです。
  • リクエストのたびに文書を読み直すため、長い文書は時間がかかり、非常に長い文書では1回に扱えるページ数が少なくなることがあります。
  • メッセージ間で何も保存しないため、プライベートモードのチャットは前の質問を覚えていません。
  • 文書そのものは削除するまでアカウントに保存されます。プライベートモードの対象はAIが生成するデータで、アップロードしたファイルではありません。

プライベートAIのよくある質問

プライベートモードなら文書がパソコンの外に出ないのですか?

いいえ。プライベートAIはサーバー上で動きます。ファイルを端末内にとどめられるのはブラウザツールだけです。プライベートモードとは、リクエストのあとに文書から得たもの(テキスト索引、埋め込み、チャットの回答)を何も残さないという意味です。

プライベートなモデルエンドポイントは誰が運用しますか?

PDFBetterを導入している運営者が設定します。たとえば自社環境でセルフホストしたモデルサーバーです。設定がない場合は設定画面にそう表示され、プライベートモードは保存オフの外部プロバイダーを使います。

切り替えると、既存のAI索引はどうなりますか?

所有するすべての文書についてすぐに削除されます。保存済みAI索引の即時削除はいつでも実行でき、必要ならAIチャットの履歴も削除できます。

プライベートモードでスキャンの鮮明化が使えないのはなぜ?

鮮明化はページ画像を外部の画像サービスに送ります。プライベートモードではそれを一切しないため、機能をオフにしています。当社の変換サーバーで行うOCRは引き続き使えます。

プライベートモードはAIクレジットを多く使いますか?

いいえ。各操作のクレジットは料金ページに記載のとおりです。保存した索引を使い回す代わりに、毎回読み直すだけです。

診療記録や法律文書、顧客情報にも使えますか?

設定ではなく、あなた自身が負う義務(個人情報保護法の要配慮個人情報の扱い、業界のガイドラインなど)しだいです。PDFBetterはプライベートモードについて法令遵守や認証をうたっていません。第三者のモデルにテキストを送ることが禁じられているなら、運営者のエンドポイントがある場合に限ってプライベートモードを使うか、ブラウザツールだけを使ってください。

AIに聞く前に文書を墨消しすべきですか?

回答に個人情報が不要なら、そのほうが安心です。AI墨消しレビューは氏名、ID番号、カード番号、IBANなどの削除候補を示し、適用後はAIツールが墨消し後の文書を読みます。

Granite Doclingなどの小型モデルは今使われていますか?

まだ使っていません。請求書、スキャン、表、トルコ語と英語の文書で、現在のテキスト抽出と比較しているところです。結果が上回った処理だけを切り替えます。